今年の4月より、話し方のレッスンに通ってます
ヨーガの智慧を皆さんにお伝えするのが私の仕事です。「この智慧を皆さんに是非お伝えしたい!」というものがいつもあります。それを自分が満足いくように伝えるために、話し方や伝え方をよりよくしていきたいのです。
水曜の午後のこの時間は、毎回実りのあるひと時です。そこで毎回3分間スピーチをしていますので今日の私のスピーチを紹介します。 というか伝えようとしたスピーチ、というのが正しいです
『皆さんは目から鱗が落ちたという経験がありますか?
ヨーガでは“自分が考えた世界が、自分が見ている世界である” と考えます。私達の目には鱗がたくさんあって、その曇りがちな目でこの世界を見ている。その見え方は一人ひとり違う、ということです。
この鱗が落ちると新鮮な心地良さが感じられます。
最近の私の2つのエピソードを紹介しましょう。
一つ目。先日隣の方から釣りたてのイカを2ハイ頂きました。捌いたイカを皆さんならどのように調理しますか?(間) 実は私は今まで一度もイカのワタを調理した事が無かったのです。 というのも新鮮なものが手に入っても、使えるものと思っていなかったのです。その方が「新鮮なイカのワタは調理できるのよ、使ってみて」、と教えてくれてびっくりしました。 ワタをどのように使うのか聞いて、早速調理してみました。
1ハイはワタを取り出して下味をつけ、切ったイカとあえてホイルに包み、ホイル焼きにしました。
もう1杯は取り出したワタに塩(小さじ1と2分の1)を混ぜておき、細く切って塩(小さじ半分)をふった生のイカにあえてなんと塩辛を作ってみたのです。
今までゴミだと自分で決めつけていたものが美味しく変身するなんて!自分の手で塩辛が出来るなんて!!思ってもみなかったことに小さな感動がありました。
2つ目。先日ヨーガセラピーの第1人者、ボーレ先生のワークショップに参加し、自分の中で呼吸というものの概念が変わりました。呼吸を通して私達はもっともっと体の奥の流れを感じることができるのです。自分の体の存在を確認することができるのです。その捉えかたを変える力が持てるのです。
皆さんゆっくり鼻から息を吸って、その息が体のどの部分に落ちていくか、感じてみて下さい。(間)ではその部分に手をかざしてみましょう。そしてその息が体の中でどう変わっていくかイメージしてみましょう(間)
ところで、においを感知する嗅覚神経は鼻の上部にあります。ここを通って脳の大脳辺縁系にダイレクトに刺激が行くのです。では匂いを嗅ごうとしながらゆっくり鼻から息を入れましょう。そしてその息が体のどの部分に落ち着いていくか感じてください。そしてその部分に手をかざしてみましょう(間)
私の場合は1回目は胸、2回目は耳の横。空気の通り道を感じようと努めると、体の中の経路、ナーディーといいますがこの流れを感じ取る事ができます。そして自分の意識を変えると、同じ動作をしながら違う経路を感じる事ができたのです。これは呼吸ならではの気付きでした!
呼吸は自律神経のおかげで当たり前に繰り返していくものです。感じなくとも働いてくれる。でも決しておろそかにできない大きな力を持っているのです。それはそれまでの私が思っていたよりずっとずっと奥深かった、ということが今回のワークショップで実感できたことでした。
私達は自分の考えに基づいて物事を判断します。主観によって生きています。主観というものはあくまでもその者に限定される思考なのです。
私も、限定された主観に偏らないためにもっと視野を広げて行きたい、と思いますがどんなに広げようとしても私という限定からは逃れられません。
ですから主観というものの限界を知る必要はあります。主観で判断するにあたって客観性の存在というものをいつも感じていくこと、、広い世界があることを感じながら、自分の視力が及ぶ範囲で物事をとらえているのだと知ることです。そしてその上で視力をより良くしていく工夫も必要かと思います。
こんな姿勢が目から鱗を落としていくコツかな!?と思っています。
あなたの目の鱗最近落ちてますか?? 快感ですよ~~